こんにちは
今期も埼玉住宅工事安全協議会　会長を勤めさせて頂きます
（株）アキュラホームの岡田で御座います。
総会の開催にあたりご挨拶させて頂きます。
皆様におかれましては、日頃より労働災害防止活動にご尽力下さいまして、誠にありがとうございます。
また、本日はご多忙のところ通常総会にご出席をいただきまして、重ねて御礼申し上げます。

さて、昨年は厚生労働省策定の第12次労働災害防止計画の最終年でありましたので、振り返ってみたいと思います。

建設業における死亡者数は１３人と平成２８年より増加致しました。

12次防の目標値８人以下を達成することも出来ませんでした。

死傷者は平成２４年からは減少傾向ではありますが、昨年は６５７人と前年より５３人増加しました。

その内、墜落転落事故が２０３人と３割を締めており、労働災害防止の重点項目として対策を図る必要があります。

これを受け、第13次労働災害防止計画の建設業対策の目標が出されております。

「死亡者数を2017年と比較して2022年までに50％以上減少させる」です。

この目標を達成させるべく、私たち埼玉住宅工事安全協議会では、墜落転落災害の防止の為、次の３つの対策に力を入れて参ります。

①足場、ハシゴ、脚立、屋根などからの墜落転落災害対策を推進する。

②手すり先行足場の推進並びに安全パトロール等での指導、注意喚起の強化を徹底する。

③フルハーネス型などの墜落防止用保護具の使用の推進を図る。

今後は2020年　オリンピック関連に伴い、管理者、作業員が不足することが予想されます。

作業員の高齢、若年化や外国人労働者の増加など様々な社会問題が発生してくると思います。日ごろの安全・衛生の職長教育や入場時教育から安全第一の意識を浸透させて頂き、会員の皆様と労働災害防止を推進して参りたいと考えております。

本年度も宜しくお願い致します。

ご静聴有難う御座いました。